携帯料金の支払いの明細を確認したことはありますか?
料金プランの基本料金、通話料金、オプションなど携帯料金は色んな項目の請求があります。
携帯代が高いな、と思って料金プランや通話料を気にする方は多いですが、その他の請求項目に「ユニバーサルサービス料」や「電話リレーサービス料」があるのは知っていますか?
本記事では、「ユニバーサルサービス料」や「電話リレーサービス料」の金額や支払う理由について書いていきます。
6歳の長男と2歳の娘のママ。
27歳で結婚&離婚▶28歳で第1子出産▶31歳で再婚▶33歳で第2子出産
現在はフルタイム勤務で働きつつ、子育てもやっています。
趣味はブログを書くことと、ネットサーフィン。漫画が大好きです。
ユニバーサルサービス料とは
確認してみると、料金プランや通話料金以外に「ユニバーサルサービス料」が請求されています。
「ユニバーサルサービス料」とは、ユニバーサルサービス(加入電話、公衆電話、緊急通報)の提供を確保するために負担しなければいけない料金のことです。
携帯電話を持っている方は最初のロック画面に出てくる緊急通報のボタンを目にしたことはあると思います。
これは、110番や119番などの緊急時に通報できるボタンですが、無料ではありません。
日本において携帯電話やスマホを持っている方は必ず毎月請求されます。
ユニバーサルサービス料金は月額2円
2023年時点でユニバーサルサービス料金は月額2円です。
ユニバーサルサービス料金の金額は変動があり、以前は毎月3円請求されていました。
自分が契約している携帯会社が毎月の携帯料金と合わせて請求しているので、私たちは携帯料金と一緒に毎月お支払いするだけです。
このユニバーサルサービス料金は最終的に全額NTT東日本・西日本へ支払われます。
ユニバーサルサービス制度について詳しくは総務省のHPをご覧ください。
私は携帯料金の明細を詳しくみたのは、26歳のときでした。
そのときまで、自分がユニバーサルサービス料金を毎月支払っていることに気づいていませんでした。
携帯料金の明細の項目を詳しくみたことがない方は、1度見てみると再発見があるかもしれません。
電話リレーサービス料とは
「電話リレーサービス」とは、手話通訳者などがオペレータとして聴覚や発話に障がいのある方による手話・文字を通訳し、電話をかけることにより、聴覚や発話に障がいのある方と耳の聴こえる方の意思疎通を仲介するサービスです。
「電話リレーサービス」は、聴覚や発話に困難がある人とそれ以外の人との会話を、オペレーターが手話や文字、音声などによって通訳し、電話で双方をつなぐサービスのことです。
「電話リレーサービス」は2021年6月から始まりました。
電話リレーサービスが始まった背景
いまや携帯電話は1人1台持っている時代ですよね。
1人1台ではなく、2台、3台と複数台持っている方もいます。
それだけ携帯がないと不便で、日常生活に支障をきたすということです。
では、耳が不自由な人はどうしているのでしょうか?
耳が不自由だからといって、携帯が必要ない、ということにはなりません。
耳が不自由でも、携帯電話は必要です。
ですが、耳の不自由な方は誰の助けもなしに電話を利用することが困難です。
そこで、聴覚障がい者による電話の利用の円滑化のため、「電話リレーサービス制度」が導入されました。
この「電話リレーサービス制度」に必要な費用が「電話リレーサービス料」として請求されます。
電話リレーサービス料金は年6円
電話リレーサービス料金として、携帯電話を使っている人は年6円負担します。
2022年の場合は、4月~9月の携帯料金に1番号につき月額1円加算されました。
4月~9月の6か月間で年6円の負担になります。
「電話リレーサービス制度」が2020年に制度化され、2021年7月から「電話リレーサービス料」として請求されています。
月額1円、1年あたり数円なので、負担に感じる方が少ないため、「電話リレーサービス料」のことを知らずに支払っている人もいるかもしれません。
知らなかった!という方は、携帯料金の明細を確認してみてくださいね。
まとめ
本記事は「携帯料金の明細のユニバーサルサービス料や電話リレーサービス料とは?支払う理由や料金を調査!」について書きました。
私が「ユニバーサルサービス料」や「電話リレーサービス料」のことを知ったのは自分の携帯料金をどうにか節約したくて、明細の項目を過去にさかのぼって確認したからです。
「電話リレーサービス料」の請求が始まったのは2021年7月からなので、きっとニュースになったはずですが、まったく知りませんでした。
2022年7月に私が使用している楽天モバイルの料金プランの改定がありましたが、料金プランの改定のニュースには敏感だったのに、スマホを持ち続ける限り、一生支払う「電話リレーサービス料」のことには無頓着でした。
今後も新しい制度ができ、請求項目が増える可能性はあります。
携帯料金は毎月ほぼ同じで変動がないので、明細を毎月確認するのを怠るときがありますが、自分が何にいくらお金を使っているのか、きちんと把握していきたいです。
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